ホワイトニングと洗口液
対人関係にも関わってくる結構重要なお口事情。外国人が日本人に対して思うことの一つに、日本人の口臭が気になるというのがあるようです。欧米の方では、日本よりもずっと口臭対策にお金をかけているそうですね。今日はお口の中を清潔に保つためにホワイトニングと洗口液のことを解説していきます。きれいになって吐く息と笑顔の自分に自信を持ちましょう!
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歯のホワイトニング、ホワイトニングサロン、ホワイトニング歯科など、近頃は虫歯になったら歯医者に行くというだけではなく、歯をきれいに見せるためのサロンが増えてきています。歯のホワイトニングというのは名前の通り、歯を白くすることです。
笑ったときにのぞく歯が白ければ、清潔感を与えられて好印象です。歯を美しく見せて、第一印象をアップできると嬉しいですね。
ホワイトニングサロンって興味があっても料金や方法などわからないことが多いと躊躇してしまうこともありますよね。ここではホワイトニングのやり方を解説します。ホワイトニングには主に4種類の方法があります。1つ目がホームホワイトニング。
サロンのページによくマウスピースとかって書いてあるのをみたことがあるでしょうか?これは自宅で薬剤とマウスピースを使用して自分でケアを行う方法です。2つ目はオフィスホワイトニング。これは歯科医院やホワイトニング専門サロンで、歯科医師等が実際に施術をする方法です。
3つ目はセルフホワイトニング。これは専門店でやり方の説明を受け、自分でケアをする方法です。4つ目は、デュアルホワイトニング。ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングをあわせた方法です。
ホームホワイトニングではオフィスホワイトニングと比較して漂白成分の弱い薬剤を使用するため効果の即効性はオフィスホワイトニングよりも劣るようですが、金額的には1週間5,000円前後の薬剤をしようし、効果を実感しケアが終了するまでの総額は3万から5万程度になります。
ホームホワイトニングと比較するとオフィスホワイトニングでは有資格者のみ扱える効き目の強い薬剤等使用するため即効性があります。また、実際の状態も確認した上での施術になるので、その他のオプション等つけることもでき、より質の高いケアをすることが可能です。
料金は一回1万円前後から10万程まで幅広い種類があるようです。
セルフホワイトニングはオフィスホワイトニングやホームホワイトニングとは違いその場に歯科衛生士や歯科医師など資格を持った人がいないことが特徴です。よって使用する薬剤は一番効き目の薄いものとなりますが代わりに金額も安価で初めてホワイトニングをする人や若者に人気になっています。
その場に歯科医師等いないため口の中を実際に触って施術することができないのでレクチャーを受け、自分でクリーニングケアをするタイプのホワイトニングです。
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを合わせた方法です。つまり、サロンで歯科医師等に施術を受け、自宅でも自分でケアを行う方法です。4つの方法の中で一番効果の高い方法がこのデュアルホワイトニングです。
漂白効果の高い薬剤で施術をした後、自宅でもケアを継続できるため、より白くなります。さらに、白さの持続が期待できますがその分コストも多くかかってきます。
オフィスホワイトニングで1回の施術を受けたとしても日ごろの生活で同じ状態をキープすることは難しいので何度か通うことになります。さらに、白さを継続するためにはメンテナンスが必要になってくる場合も少なくありません。
医院やサロンごとにシステムや料金にも差があるため、自分にとっていい内容のサロンを探しましょう。
サロンでの施術と比べると効果は落ちると思いますがホワイトニングの歯磨き粉も効果が期待できます。千円から三千円ほどで薬局でも売っているので、とりあえず何かできることから始めるにはちょうどいい価格帯です。また、ホワイトニング用歯ブラシも安価で購入できるので、セットで使ってみるのも良いですね。
ボトルタイプ、スプレータイプ、一回ずつに小分けした個包装のタイプなどありますが主には歯磨きをする前に口に含んで20秒くちゅくちゅしてから吐き出して使います。これは、口腔内の殺菌と口臭予防に役立ちます。忙しいときなど洗口液で口内のケアを済ませる人もいるようですが、洗口液では歯の歯垢までとることはできないのでブラッシングをする必要があります。
洗口液はたくさん種類が出ていますが目的別に選ぶと良いでしょう。口臭や粘つきの対策には殺菌成分が含まれるタイプの洗口液を選ぶことがおすすめです。口腔内の殺菌をすることで口臭を抑え、同時に粘つきも抑えることができます。
主な殺菌成分としてcpcやトリクロサンが含まれたものなら効果的です。
即効性があるのはメントール、アルコール配合のものです。時間がないときや急に出かけなければならないときに口臭対策になりますし、爽快感があるため歯磨きした後のような使用感があります。ただ、毎日継続して使うのであれば刺激の少ないものがお勧めです。
子供と一緒に使うのであればアルコール、メントール配合でないものがお勧めです。アルコールなどの代わりにグリセリンが配合されている洗口液も多いようですから、そういうタイプであれば長く継続的に使う場合にも適しているでしょう。
洗口液と液体歯磨き。似たような商品がありますが、明確な違いは特にないのでメーカーによって表示はまちまちです。主に洗口液は口腔内の殺菌や口臭予防を目的とした液体であり、使った後に歯ブラシでのケアが必要というわけではありません。
しかし、液体歯磨きは製品使用後に歯磨きする必要があるものをいいます。そのため、液体歯磨きには歯磨きの前にという表示がされています。
今ではたくさんの洗口液が購入できるので迷ってしまいますが、殺菌力の強いものから、爽快感の強いもの、子供向けの甘いものまでたくさんあるので、自分に合ったものを見つけてみてください。また、洗口液は口に含んで捨てた後、歯磨きしたような感覚になってしまうことがありますが、それだけで済ませてしまっても正しくケアできたことにはならないので、ブラッシングをしっかりして、快適で清潔な口腔内を保ちましょう。